好きだと伝えることに罪はあるのですか。いつまでも、云いきれないこの想いを胸に秘めていることがどれほど苦痛か、あの人の遠ざかってゆく背中を見つめるのがどんなにさみしいか、きっと神様には分からないのでしょうね。





くろい影が重なる音がした
I decided to become a bride
ぼくときみのベッド
名前もつけられないような関係を始めたのはわたし
あの夜にきみが拒否したくちびる
かのじょはゆめだ/かれはまぼろしだ
広い部屋にたったふたり
すべてがからっぽになる夢をみた
あまいだけが恋じゃない
目覚めのコーヒーが泣きはらした目に染みるよ
わたしにはもったいない
このくらいの甘さがちょうどいい
シーツに散らばる髪がうつくしくて涙がでてきそうだ
無期限のおねがい
ため息をつきたくなるような抱擁をよろしく
いい子にはキスをあげるよ





赤い糸が迷信だなんてだれが言ったの。わたしはずうっと信じてる。いつの日かすてきな王子様が迎えにきてくれるってこと。それがわたしの生きがいだから。運命だって、ちゃんと存在するのよ。
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