いとうつくしきをのこ
泣いて泣いて空っぽになったあと、きみは静かに笑った
あなたを愛すると誓った夜
くちびるにすら届かない
12時の鐘と水色ドレスとガラスの靴
真っ白でもいいの、あなたがいない世界なんて存在価値すらないのだから
それでも足を絡めたかった
ラプソディは笑わない
落し物のハンカチとあの日くれた部屋のカギ
ティースプーン一杯でおわかれ
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しあわせ過ぎて泣きそうなんて、
ちっぽけなぼくらの世界に天使が舞い降りた
「ぜんぶ飲み下せ」
麗しのマイフェアレディ
ゆらゆら揺れるわたしのこころ
お辞儀してキス
ショート・ストーリー・ランデブー
わたしは悪魔であの子は天使
狭い倉庫に押し込められた感情はどこにやればいい
食べ欠けのハート
あなたはすでにお星さま
夢魔より美しい者なんてこの世にいるのかしら?
瞳に溜まった涙をぬぐいながら、胸に手をあてて微笑む。失ったものは二度と戻ってはこなくて、後悔しても遅くて、ただひらすら涙を流し続けるしかなくなる。もうなにも考えられないのです。