さようならなんてききたくない
Bessere Hälfte/大切なひと
わたしの愛をあげる
去ってゆくあなたにさいごのわがまま
きらいじゃないよなんて慰めのことばよりもぬくもりがほしかった
わすれられないキスをして
やさしく笑ったあなたの幻影をなぞる
淡いあたたかさに秘めるうそ



このままふたりで溶けきれたらいいのに
こんなに好きなのに愛してるも言えなかった
したたかに落涙
もう後戻りできないことを知るがいい
揺らぐこころをおいてきた
泡になって消えた想いをわたしはいまも探しつづけてる
夢の中でならわたしを攫ってくれたかな
指先だけはあたたかかった

迎えに来てくれるまでずうっと待ってる
×
「#エロ」のBL小説を読む
BL小説 BLove
- ナノ -