続レンタル茶うさぎ:20

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数分後には、茶ウサギの技術をたっぷり施された雲雀の後ろは完全にほぐされてしまっていた。

「ほんとに後ろは初めてなんですね、だいぶとキツかったです…でも」

にゅぷん。
いとも簡単に、雲雀の其処はうさぎの指の侵入を許す。
入っているのは一本や二本ではない。
圧迫感でわかる。


「マッサージしたら、ちゃんとヌプヌプになりました!」

ぬっぬっ、抜ける寸前まで引き、奥まで差し込む。
そうされると、自動的に雲雀の両膝が跳ねて、くちびるはパクパクと無意味に動いた。


(ぬぷぬぷって、)

(きみが勝手にしたんじゃないか…)




(ぼくがスるはずだったところを…………………ひどい)


だが、自分が彼にシた場合ここまで相手に痛みなく快楽を与えてやれたかどうだかは不明だ……
その事実がまた深く雲雀の自尊心を傷付けている。



可愛い茶色のうさぎにコテンパンにされた雲雀の自我は崩壊寸前だった。
こんなに虚仮にされた事は初めてで、意外に打たれ弱いのが雲雀なのだ。



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レンタル茶うさぎ

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