続レンタル茶うさぎ:18
「でも、もうちょっと待っててくださいね。いい子いい子」
いきり立つ雲雀の中心を一撫で。
同じ人物の微笑みのはずなのに、サービス開始直後と、雲雀の上で勝ち誇る現在とではまるで別人だ。
よく見たら、琥珀のつぶらな瞳の白目が血走っている。
本気の形相をした小動物―――
(、ほんとうに最初から…この子…僕を犯すつもりで此処まで来たの)
彼の持ち物の方が上等だとしても、いまだに雲雀にはバックを譲る気は毛頭なかった。
並盛の覇者たる自分が一羽のうさぎの下敷きになるなど有り得ないし想像も出来ない。
しかし、もはやそれを認めていないのは雲雀ひとりだけであった。
(こんなちいさなうさぎに…だめだよ、絶対に)
「お注射しやすくなるように、お尻もマッサージしちゃいます!」
恐れていたことがついに起こってしまった。
「んッ」
尻のすぼまりに感じる違和感。
ぐ、ぐ、と狭い秘孔の内部に無理矢理の侵入を試みるのは茶うさぎの指先だ。
(…こんな……はずかしめを…!)
「ふ…?――――ぅ!!」
思いの外、力強く奥まで入ってしまうソレに雲雀はガクンと腰を揺らした。
(な…なに……!?)
レンタル茶うさぎ