続レンタル茶うさぎ:13
他人におののいた経験など、雲雀には皆無だった。
(この子…ヤる気だ)
表情や仕草より、彼の下半身は雄弁であった。
だが、こんな暴挙が許される道理はない。
茶うさぎで癒されようと購入した雲雀はサービスを受けるべき【客】なのだ。
雲雀は驚愕し見開いた眼差しを再びキリリと吊りあげる。
「残念だけど、きみの勘違いだ…。やるのは僕さ」
「あれっ本当に…?」
「ちょ、っ、何してるんだい!」
叱りつけたのは、沢田綱吉がとんでもない悪戯をし出したからだ。
雲雀の足首を捕らえたまま、その尻の谷間に凶暴化した自身を挟み込ませ、ズリズリと腰を揺らしている。
「やめてよ。不愉快、ァ…!?」
敏感な谷間の溝から、双球まで押し上げる茶うさぎの雄。
「ひばりさん、ぷにぷにですね!」
下から、嫌がる雲雀の陰嚢の感触を愉しむ沢田がケラケラ笑った。
レンタル茶うさぎ