拷問ごっこ :51(h)
良いように苛めてやるはずが、食えない大人の卑怯なやり口によって菊門がトロトロにほぐされてしまった。
後は、熟した肉の杭を打ち込まれるだけ。
辱めを受ける怒りと淫靡な期待に若い肢体は激しく脈をうっていた。
「せっかく跨ってくれたんだからこのままシてもい?」
恭弥を上にした体位で交わることはあまり無かったが、今日の綱吉はそういう気分らしい。
「ヤるなら早くヤって終わらせて、よ…っ!?」
ぐりゅっ。
はくはくと蠢いていた恭弥の後ろに綱吉の猛りが突きつけられ、中へ中へと侵入を開始した。
「あ…あ………!」
両尻をしっかと掴まれ、徐々に性器を胎内に沈められてゆく。
苦しさと、串刺しにされる被虐の快感。
恭弥はいまだそれに慣れていない。
「っ、は…ぐ、っ…」
ぶるりと身震いして、綱吉の肩口に爪を立てる。
「すっげ、アツ、」
狭い鞘に納められたひとふりの刀、まるでそういった具合に恭弥と綱吉は繋がっていた。
2011.7.21
拷問ごっこ