拷問ごっこ :44(h)


きょとんっ、と腰に跨る自分を見上げている綱吉の顔はなかなか可愛い。

「なんか、珍しい体位だね」

手錠に騎乗位。
綱吉は全く動けない。
しかし普通なら危機を覚えて然るべきところを、すっとぼけるのが綱吉だ。


「えーっと。もしかして、これってサービスの始まりかな…?」
「お仕置きって言ってるでしょダメボス」
「あたッ…」

太ももを爪先でぎゅっと抓ると情けない声。
恭弥はふふんとほくそ笑んで、形の良い尻を浮かせた。

「っん――!?」

綱吉の眉が不意に歪む。
視線が腰のあたりにさがる。

「……………」

硬くなった綱吉の雄に、恭弥が自らの尻の谷間をスルリと滑らせているのだ。

「さぁ、たっぷり焦らして苛めてあげるよ」

クスッ。
妖しく宣言すると、身動きひとつ取れないボスの上で腰を優しく揺すり始めた。






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2011.7.13


だから久しぶりすぎる



拷問ごっこ

第3回BLove小説・漫画コンテスト結果発表!
テーマ「人外ファンタジー」
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