私には好きな人がいたりします。
その好きな人は、可愛くて、笑顔が素敵で、でも発明してるときの真剣な顔なんかはすごくカッコよくて、さりげなくくれる優しさにもう骨抜きにされてたりもします。
…まぁ片思いもいいところですけどね。
彼が大好きなくせに可愛い態度がとれないんです。
それでいっつも後悔するくせに、その三秒後に口からでるのは可愛くない言葉。
本当、自分がいやになる。
「ぬははー!なまえー!」
あぁ、もう
今日も可愛いなこの野郎。
「なに?翼」
ほらでたよ、彼に相対して今日も可愛さも愛想もない私の返事。
「いいものを作ったから、なまえにあげる!」
「また爆発したりするんじゃないでしょうね…?」
本当はすごく嬉しいのに、なんでこんなこと言っちゃうのかな?
「ぬぬ〜、大丈夫なのだ〜!」
少し拗ねたようにいう彼も可愛くて抱きしめたくなる。
…むしろ発明より君が欲しい。
「で、何つくったの?」
まぁ素直じゃない私の口からはそんな言葉出るわけもなく、
「ぬっはっはー!それはこれなのだ!」
よくぞ聞いてくれたな、と言わんばかりの勢いで可愛いシルエットの物を私にむける。
「じゃっじゃーん!!ステロイドくまさん2号なのだ〜!」
いつぞやの飛ぶくまさんの色違いみたいだ。
「…可愛い。」
「だろ!?」
“君が”、ね。
「でも、なんで…?」
「前になまえ、こいつのこと可愛いって言ってただろ?」
「…うん」
確かに前に翼が初号器飛ばしてときに可愛いって言ったけど。
「ぬぬ?嬉しくなかったか…?」
ううん、まさか。
そんなことあるはずないじゃない
「違くて、どうしてこれを私にくれるの?」
可愛いなんて、月子ちゃんも言ってたよね?
月子ちゃんにもこれあげたの?
聞きたくても聞けない言葉。
「それは…」
「それは?」
「最近なまえ、元気ないし笑ってくれないからあの時みたいに笑って欲しかった…」
…え?
何それ何それ。
確かに最近は翼のことが好きすぎて、翼の前で上手く笑えなかったし、素直になれない私にイライラしてたけど、翼は見てくれてたの?
私をみて、心配とかしてくれたの…?
ドキドキドキドキ
「あ、のさ、月子ちゃんもそのくま可愛いって言ってたけど月子ちゃんにはあげなくていいの?」
「ぬ?俺は書記じゃなくてなまえにもらって欲しいから渡しに来たんだぞ?」
ドキドキドキドキ
心臓が壊れちゃいそうなくらい私の心臓が激しく愛を叫ぶ。
「じゃあ、もらっていいの?」
「もちろん!最初からそういってるだろ」
ぬははって笑う彼が可愛くて、かれの優しさが嬉しくて
涙が出そうなのをこらえる。
「…ありがとう」
「ぬ?ここが武士みたいにギニューってなってるぞ?」
自分の眉間をさして彼は彼がいう「ギニュー」を表現してる。
そんな彼も可愛くて
「ふふっ、あのね翼、」
涙の変わりにもれた笑顔。
「ありがとう、大好きだよ」
君に伝える本当。
めったに言えないんだから、聞きのがさないでね?
君は私に笑顔と幸せをくれる
なら私は君に笑顔と幸せと愛をあげたいのです
「俺もなまえが大好きだぞ!」「…それってどういう意味で?」「恋人って言ったら君はどうする?」
…君も私に愛情をくれるのは近いようなので
やっぱり新しく「私」も追加しときます。
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相互記念にはなこ様に捧げます。
とかっこよく言いたいんですが、いつにも増してgdgdな仕上がりwww
はなこ様ごめんなさい←
書き直し希望があれば何回でもします。
そして、ステロイドくまさんという名前はスルーでお願いします
センスがないのです←
あと気づいたんですが私が書く物はどれも入りが似ているようです。
たくさん勉強しなくてはいけないなと思うものでした。
お持ち帰り等ははなこ様だけでお願いします。