愛を語るには幼すぎた二人
それでも君を想うよ

あの日伝えられなかった言葉

えもしれぬ感情の行方


It was tired with flying.
(飛ぶことに疲れた)


星が瞬くこんな夜には
甘くてやさしい、愛のうた
小さな私のこの声がいつか
どうかあなたに届きますように


其処にあるのは最愛

私に愛をくれたひと
貴方が居たから幸せでした

来世でもきっとまた結ばれますように


星になっても君を想う
夜に散っても君を愛する

それでもオリオンは誰かを愛する


雪が降る度に思い出す
離れたくないと二人が身を寄せ合って泣いた夜



水魚の交わり
(非常に仲が良い、親密な様子)



抱き締めていたかった
手放したくなどなかった
隣に君が居ない夜
瞼に焼き付いているのは
涙で濡れた君の笑顔

恨んでくれて構わない
ただひたすらに責めて欲しい
慟哭する月のない夜

遠ざかる、君の声


やがて来る朝が怖かった
残っているのはぬくもりだけ
広いベッドの虚しさに泣いた
今はこの朝陽さえ恨めしい



Le fond de la mer
(海の底)


maetsugi


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