二人に言葉なんていらなかった

会えばお互いを求め合う運命

重ねた唇の熱
私を溶かす体温
何もかもを忘れる刹那、
世界は二人のためだけに時間を止めた



今も昔も変わらず愛してるなんて嘘

今の方がずっと君を愛してる


I told you so.
(私の言った通りでしょう)


狂気を孕んだその瞳からはきっと逃れることなんて出来ない

君をそんな風にしたのは僕


You make me wanna love.



叶わないと知っていました
それでも、好きでした

本当は心の何処かで思ってたの
いつか貴方は振り向いてくれるって

そんな夢も今日でお終い

さようなら、幼い私の恋心


神様、ごめんなさい
私は知ってしまいました
愛するということ、
愛されるということ、

私は変わってしまったのです
もう貴方のものではなくなったのです

どうか私を、許さないで


たかが死如きで二人を分かつ事が出来ると思うなよ


泣かないで、愛しいひと
その悲しみと痛みは僕に下さい

もう平気って呟いた
それが強がりだってわかってた

全部を抱き締めるから
全部を受け止めるから

涙の理由を僕にだけ教えて


群青が覆い尽くす
流れていく薄鈍うすにび
零れ落ちる白藍しらあい
降る百群に埋もれるびゃくぐん


maetsugi


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