折原臨也聖誕祭、

略していざたん。

皆に臨也さんをいざたんと呼んで貰いましょう企画。



▼セルティのターン


「やあ、運び屋。仕事でもないのにこんな所で出会うとはね。何をしているんだい?」

『……………………そ、そっちこそ何をしているんだ?…いざたん』

「……………えっと」

『っき!気にするな、忘れてくれ!じゃあな、い…いざたん…!』

「…運び屋……何これ恥ずかしい」


▼帝人様のターン


「あ、こんにちは」

「やあ帝人君」

「今日誕生日なんですね、祝ってくれる人いなさそうですし社交辞令的におめでとうございますと言っておきます。ああ、一人でいるのが寂しいから池袋に来てるんですよね。誰かしらにお祝いしてもらえるといいですねいざたん」

「………泣きそうだよ」


▼正臣のターン


「げっ」

「はい今目が合ったね。もう逃がさないよ正臣君さあ俺と話そうか」

「なんすかまじで。世界中の全女の子が俺を待ってるんでサヨウナラ」

「待って正臣君」

「なんすかいざたん」

「デレ臣キタコレ…」


▼ドタチンのターン


「よぉ、今日誕生日だってな。岸谷から聞いた、おめでとういざたん」

「ドタチン…真剣に、というよりむしろ祝ってくれるのなんて君ぐらいだよ…最後のは聞かなかったことにするけどありがとう」

「門田さん男前っス!」

「男前攻めだなんて素敵…!よかったわね、いざたん…!」

「黙れ外野」


▼クルマイのターン


「クル姉クル姉っ」

「…何(どうしたの)……?」

「あれってイザ兄…じゃなかった、いざたんだよね?今なら寝首かけちゃう?寝てないけどいけそうだよね!いいよねっ!」

「…許(いいよ)」

「いーざーたんっ死ねぇぇ!」

「おっと。…何だ、お前らか。実の兄に蹴りを放ちながらそんな事を言うなんて俺はそんな子に育てた覚えは」

「誕生日おめでとういざたん!」

「…祝(おめでとう)……兄(いざたん)」

「……た、たまには妹らしいところもあるじゃないか…でも、あ、兄の事をそんな風に呼ぶんじゃない…」


▼四木さんのターン


「あ、こんにちは四木さん」

「………い、…いざたん…いえ。折原さん」

「え、今四木さんいざたんって」

「言ってません」

「いやでも今」

「言ってません」

「いやでも……何でもありません。こんな所で何をしてるんです?」

「茜お嬢のお迎えに」

「ああ、成る程」

「そのついでに、どうぞ」

「おっと、これは…首輪?」

「茜お嬢がいらっしゃったので、それでは」

「………大人しく粟楠会の飼い犬になっておけ、って事かねえ…」


▼新羅のターン


「やあ、血反吐が出る位気味が悪い呼び方だけどいざたんじゃない」

「奇遇だな新羅、俺も反吐が出るほど気色悪いよ」

「今日は確か誕生日だったよね」

「ああ、高校からの大親友の誕生日だから盛大に祝うといい」

「悪いけどこのあとセルティとゲームする予定があるから失礼するよ。少しでもマシな誕生日になる事を祈ってる。じゃあね」

「リア充爆発しろ」

「僕が爆発したらセルティが悲しむだろう?」

▼静雄のターン


「なーに池袋に来てやがんだあ?いーざーたんよぉ!」

「うわっ…シズちゃん」

「殺す。今すぐ殺す心から殺す。首を洗え」

「なんか使い方微妙に違うけど…俺今日誕生日なんだよね、何も誕生日に殺す事はないでしょ。見逃してよ」

「…誕生日、なのか」

「そう、プレゼント頂戴よ」

「九瑠璃と舞流にはあったのか?誕生日は家族で過ごすモンだろ、帰れ。今すぐ帰れ」

「え、あの」

「九瑠璃と舞流もきっとプレゼント用意して待ってんだろうが、早く行ってやらねえと可哀相だろ」

「さっき俺、クルリとマイル、」

「いいから早く帰れ。解ったな?」

「…あ……ありがとうございます」


▼波江のターン


「ただいま、波江」

「皆にお祝いはしてもらえたの?ほとんど手ぶらな所をみると、」

「…お察しの通りだよ」

「普段の人望の薄さが顕著に表れているわね」

「五月蝿いね」

「あら、そんな生意気な口をきいていいのかしら?」

「上司相手に反乱でも起こすつもりかい?」

「数秒後には涙を浮かべて私に平伏したくなると思うわよ。ほら」

「け、……ケーキ…?」

「暇を持て余したから作ったのよ、今日はいざたんの誕生日だもの」

「…波江様…!」



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