
社の屋根がルフィさんの巨大化したゴムゴムの手で破壊された。
『ルフィさん・・・っ!』
「まだ勝負は終わってねェぞ!!」
カタクリ様の裂けた口を見た料理人達はガタガタと身体を揺らし逃げていく。
それを見たカタクリ様は料理人の一人の身体を土竜で貫いた。
『・・・っ!』
「ご勘弁下さい何も・・・!!何も私は見てばぜん!!!」
「誰にも何も言いません!!口が裂けても!!!」
「誰の口が裂けてるって・・・!?角モチ」
「やべで〜〜〜!!!」
「「ギャ!!」」
壁に叩きつけられ頭から血を流す料理人達を見た私は恐怖から顔を青ざめ涙を流す。
「生きてたのか!!悪かった死を見届けもせず!!!我慢の限界だったんだ!!!」
ゴキィン!!
カタクリ様とルフィさんの拳がぶつかり合う。
「うわァ!!!」
『ルフィさん!?』
「武装色にも上がいる!!おれの真の姿を見た者は生かしちゃおかねェ!!!」
ぶつかり合った拳が痛いのか涙目で熱くなっている手に息を吐いている。
その隙にカタクリ様は再び殴りかかるが、ルフィさんは下に回り込みカタクリ様の顎を蹴り飛ばした。
「避けねェ!!?蹴りも入った!!!」
「入ったがどうした!!!」
「わかってきた・・・!!お前の能力」
「あァ!?何がわかった!?散々教えた筈だお前の能力じゃおれに金輪ねェ!!!雨垂モチ!!」
覚醒したモチモチの実による刺突技。
周囲の地面や物体を餅の触手に変え、先端に武装色の覇気を纏わせた複数の触手が降り注ぐように攻撃するとルフィさんは「ギア4!」と叫び身体を膨らませた。
「お前は強ェけど!!!無敵じゃなかった!!ゴムゴムの!!猿王銃!!!」
ボゴォン!!
武装色の覇気による武装硬化とゴムを融合することで、通常時より身体を取り巻く膨大な量の覇気を纏うことが可能で、普段にはない弾力を手にすることができ、張力を何倍もの力に引き上がるようだ。
その拳を受けたカタクリ様の身体は鏡世界の巨大な柱に激突する。
「お前を無敵だと思った!!!武装色は実体を捕らえる力なのに!!武装色は自然系にも効く力なのに!!お前の身体をすり抜けたから!!!でも違った!!!お前にも攻撃は当たるんだ!!!硬すぎるお前の武装防御にも!!ギア4なら敗けねェ!!!すげェのはモチの能力じゃねェ!!!お前の見聞色なんだろ!?」
犀榴弾砲や猿王群鴉砲で殴り付けるがカタクリ様の身体には当たらない。
「見極めただけ大したものだ・・・!!ああおれは変形して効率よく避けてるだけ覇気で未来を見れば可能だ。今少々熱くなった事で・・・お前に付け入る隙を与えた。見聞色は冷静でなきゃあ発動しねェもんなァ・・・!!殴られたなんて何年ぶりだ・・・!?弟クラッカーがやられた理由が・・・少し理解できたよ・・・!!」
「ビスケットの奴か!!」
「無双ドーナツ!!!」
モチモチの実の能力の覚醒により周囲の物体から作り出した餅を空中に射出し、4mほどはある大きなドーナツ状に形を整え浮遊させた。
「モチじゃねェのか!!こんにゃろ!!犀」
「力餅!!!」
ドーナツの穴から、武装色の覇気“硬化”をまとわせた腕を生成し、ルフィさんの身体を殴り飛ばした。
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