カタクリ様は土竜を回転させ持ち直す。

「誰もみな・・・死にたくて死ぬわけじゃない。大抵の死は不本意なものだ」

「ウィッウィッウィッそうだよさっさと殺されちまえ麦わら!!」

「枝・・・・・!!」

「ブリュレだよ!!」

『ブリュレさん!放して下さいっ!』

「枝・・・っ!!ユウナを放せ!!!」

「ブリュレだよ!!」

私の身体はブリュレさんに捕まってしまっていた。


鏡の中にいる私に対してイーブイは「ブイブイ!?」と叫んでいるがどうすることも出来ずにいるとブリュレさんはニヤリと笑みを浮かべながら話始める。


「ウィッウィッ!!カタクリお兄ちゃんはね!ただの無敗の男じゃない!!生まれてこの方一度も地に背をつけた事がない超人なのよ!!この世に生まれたその瞬間に立ち上がってイスに座って寝たという伝説に始まり人生で一度も横たわった事がない!!地面をも見下す男!!」

『ーーーっ!』


違う!カタクリ様はーーー。


そう思っているとカタクリ様は嘆息を吐き呟いた。

「よせブリュレ・・・・・」

「いつも気高く冷静で強く全てが完璧な人間。それがカタクリお兄ちゃんなのよ!!シャーロット家の最高傑作と!!お前みたいなチンチクリンが勝負するのもおこがましい!!」

「うるせェな!!ユウナを放せ!!枝!!!」

「おれの妹に何してる」

「ひーーー!!お兄ちゃん!!」

ブリュレさんを殴ろうとするルフィさんの腕を掴み壁に叩きつけると持っていた槍を回転させ突き刺そうとしていた。

「モチ突き」

『ルフィさん!』

「わっ!!あ・・・危ねェっ!!!」


ビキビキ・・・バキバキッズドォン!!


「うわ!!」

槍で突き刺さった鏡世界の壁が崩れ落ちて来る。

「槍の名は土竜!!手か?足か?いらねェ箇所を順に言え・・・・・!!えぐり取っ手やる!!」

「首からお願い!!お兄ちゃん!!」

「黙ってろお前っ!!!」

『ーーーブリュレさん!』


睨み付けると頭を掴まれ髪を引っ張られる。

『ーーーっ!』

「ウィッウィッウィッ!おとなしくしてなユウナちゃん・・・聞いてたよ麦わら。お前達の落ち合い場所を・・・!」

ブリュレさんは服の袖から電伝虫を取り出し、ペロスペロー様に電話を掛ける。

「奴らの船がまだ無事だとォ〜〜〜!?ホントかブリュレ!!」

「えぇ、声を聞いたのよ!!」

「キャンディの怪物が高波を起こし飲み込んだんだぞ!?あんな波からどうやって・・・!!」

「どうやったかは知らないわ!!でも確かにあいつらは生きて・・・夜中には必ずカカオ島に現れる!!!麦わらのルフィとそう約束してたわ間違いない。そこが私達にとっても最終目的地だと知らずにねェ!!!」

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