喜怒哀楽2 | ナノ
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「おぉーい!長ちゃーんっ!!」

「ま、待たせちゃって…ご、ごめ…んっね?」

「…も、もしかしなくても走って来たんですか?」

「そう。芽衣が早く早くって急かすから」

「う…うぅ…!真帆ちゃん大丈夫ー!?」

「……う、うん。じきに…治まる、から…気にしないで」





そう言葉を交わしながら何気なく足を踏み入れたテニスコートだったが
3年メンバーが居ないだけで何処か違う、落ち着かない場所になっていた。










(ん、お茶。飲みかけやけど)
(うん…玲奈、有難う)
(日吉、先輩達来たよ)
(ぴよちゃん部長やっほー!)
(………はぁ…相変わらずですね)
(は?数日で人間変わる訳無いやん)


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