喜怒哀楽 | ナノ
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「………何でこうなるんですか」

「だーかーらー。俺に聞かれても答えられないから!」

「本気で納得いかないんですけど?何とかして下さいよ」

「もう決まったことだから、どうしようもないの!」

「グレてやりますよ」

「うぅ……眠いぃー……」





たっぷり不機嫌な少女と闘い、どんより顔色が悪い少女を心配し
氷帝学園中等部職員室は朝から微妙な空気に包まれていた。










(おう!俺のクラスじゃないから勝手にしていいぞ!)
(…………小林、覚えてろよ)
(いきなりタメ口になってるんだけどー!?)
(先生、時間の方は大丈夫なんですか…?)
(え、時間?う、うわぁああああ!!!)


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