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「この関所らしき物を越えるんだよねー?」

「つーかよ、地図にはこの先森しかねーみたいに書いてんだけど」

「うーん?森に何かが隠されてたりするのかな?」

「もしや…ワープゾーンか?別大陸か別世界突入か?」

「よ、よく分からないですけどそうなんですか?」

「別世界…それってお、おとぎの国かなぁ!?」

「それは無いと思います」





そんなことを話しているうちに、通行する旅人を威圧するかのような大きくて
頑丈に作られていそうな扉の前に着いた一行だったがその扉は固く閉ざされていた。










(…誰か1人ぐらい居てもおかしくないのに)
(あー、鎧着けた兵士とかな)
(ぐうううう…開かないしー…!!)
(ううううう!開けゴマァァアア)
(…はぁ…どうします?)
(さっきの町に戻って聞き込みするしかねーか…)


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