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冬場の恒例行事
(2/28)

※単発物



「「天海さまぁぁぁぁぁぁぁ!!!」」


「やれやれ何ですか、騒々しいですね。一体どうしたんですか、金吾さん。それに+++も」


「天海様は!!お鍋は何がお好みですか!?」


「・・・はい?」


「僕は寄せ鍋がいいと思うんだ!四国の長曾我部さんから新鮮なお魚貰ったんだ!野菜と一緒にお鍋にすれば美味しいはずだよ!」


「金吾五月蝿い!私は鴨鍋が良いと思うの!きっと小十郎さんのネギと相性ぴったりのはずなんだから!それに私、寄せ鍋ってお魚の生臭さが気になるから嫌い」


「なにそれ!寄せ鍋に対する冒涜だよ!ねぇ、天海さま。天海様は寄せ鍋がいいですよね?」


「ちょっと金吾!違うよね、天海様は鴨鍋派ですよね?鴨がネギ背負ってやってくるって言うぐらいですもの!」


「・・・残念ですが、お二方。私は鍋と言えば水炊き派ですよ」


「「・・・・!!!!」」


「いいじゃないですか、水炊き。器に盛った後はそれぞれ自分の好みの味で食せるんですから」


「・・・水炊きかぁ・・・」


「えー。天海様水炊き派ー?」


「・・・なんですか、その不服そうな目は」


「「だって選択肢が増えたんだもの」」


「・・・。もう好きになさい」








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掲載期間
2011.11.30〜2012.01.17




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