▼08/30(02:30)このワンルームは僕のための楽園だ。欲しいものは不思議と湧いて出てくるし、彼女にだって簡単に会える。「やあ、おはよう」部屋の隅の冷蔵庫を開ければ、いつでも。返事をしない彼女を愛するのが、僕の運命だった。「……君と喋りたいよ」そして今日も僕は微笑む。作られた運命という、楽園の中で。