専門用語解説
※ヒロインが弓道部設定なので、何かしら弓道に関する専門用語が飛び交います。
そのため、以下に話に出てきた、または出す予定のある弓道用語を50音順にまとめてみました。
作中でん?と思われた方は参考にしてください。
また、もし説明等に誤りがございましたらメールフォームや拍手でご指摘いただければ幸いです。
・射場(いば・しゃじょう)…射手(いて・しゃしゅ)が的に向かって矢を打つ場所
・会(かい)…充分に矢を引き収め、発射の準備を整える過程のこと。
・看的所(かんてきじょ)…的場の安土の脇にあり、的に矢があたっているか確認する人や、矢取り(安土や的に刺さった矢を回収する)の人が待機する場所。
・射(しゃ)…この話の中では射形(しゃけい)、すなわち射手が弓を引く形の意味で使っています。
・射位(しゃい)…射場の中で弓を引く場所。射前(いまえ)ともいう。
・的場(まとば)…土を盛り(安土(あづち)という)的を掲げる場所。
・胸当(むねあて)…弓道において主に女性が弦から胸元を保護するために着用するもの。男性でもボタンのついたシャツなどで練習するときには装着する必要がある。
・鏃(やじり)…矢尻とも書く。矢の先端につけ、射当てたとき突き刺さる部分。
・矢道(やみち)…射場と的場までの矢が通る広間。途中に落ちた矢を保護するために芝などが敷かれている。
・弓懸(ゆがけ)…弓掛けとも書く。馬手(右手)に装着する鹿の皮でできた手袋。
・四ツ矢(よつや)…甲矢(はや)乙矢(おとや)という羽根の形状が少し異なる矢を2本合わせて一手(ひとて)という。四ツ矢は、それを二組(二手(ふたて))合わせて1セットとして呼ぶ。
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