≫ エイリア家族パロ

と言いつつ学校の話

▼ヒロインとガゼバンは違うクラス。ヒロインのクラス(A組)はキャラバンメンバー、ガゼバンのクラス(B組)はエイリアメンバーという感じで
▼ヒロインとガゼバンは2年生なので、クラスメイトは2年の人です。エイリアは雰囲気。ガイアは高校生




「ナマエー、ガゼルとバーン迎えに来たで」
「あ、今行くー!」
「アンタも毎日毎日兄弟やなくて、彼氏が迎えに来るとええのになぁ?」
「リカに言われたくないよ」
「ウチにはダーリンがおるやんか!」
「いつも塔子と一緒に帰るくせに…」
「うるさいわ!」
「何々、アタシの話か?」
「あ、塔子」
「塔子は恋の話とは縁なさすぎなんや!帰り道もいっつもパパの話かサッカーの話か食べ物の話しかせぇへんし」
「アタシはパパと結婚するから恋とかいいんだよ!」
「中学生になってもそんなこと言ってんの塔子くらいやで、このファザコン!」
「なんだよー!ナマエだってパパとお風呂とか入るよな?」
「えっ入らない入らない!」
「ていうかナマエの親父ってどんな人なん?」
「えーとね、背が高くて…」
「なんや、かっこええやん!」
「あと、髪の毛首に巻いてる」
「は?!何ソレ?!奇抜すぎるやん!」
「ナマエのパパは髪長いんだな!」
「なんで塔子は普通に受け入れてんの?」
「そんなこと言ったら、B組のマキュアの方がすごい髪型だと思うけどな!髪巻くのくらい、シャンプーのCMとかで見るじゃん。でもマキュアは扇風機だぞ!」
「はいはい…塔子と親父ネタで口論したウチがアホやったわ」
「でも、恋の話って言ったらやっぱり秋か夏未じゃない?」
「あの二人はめっちゃ青春してるけど、照れるからアカンねん」
「恋の話よりサッカーの話のが楽しいじゃん!」
「塔子、そんなんじゃ絶対彼氏でけへんわー」
「いらねーもんっ」

「ナマエー!テメーいつまで喋ってんだ!」
「早く帰るぞ」
「あ、ごめん二人とも!じゃあね、リカ、塔子!」
「ん、また明日ー」
「じゃあなーっ」

「お前呼んでからどんだけ喋ってんだよ!」
「女の子の話は長くなるもんなんですー」
「そういえばナマエも女だったな」
「ガゼルまでひどい!」
「仕方ねーだろナマエ、今のがガゼルの本音だよ」
「冗談だよねガゼル!」
「さあな」

「…なんだかんだでナマエは幸せそうやな」
「あいつ家族大好きだもんな!」



そんな感じ!



「#オリジナル」のBL小説を読む
BL小説 BLove
- ナノ -