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怖い夢


嵐で倒れた木が腹に突き刺さる。
酷い怪我で、出血も激しく、それを見て何故か一緒にいた名前も知らないツレの兄ちゃんが、かなり焦って人を呼びに走っていった。
私はそれを待っている間、ぼんやりとこの体験をどういう風な文章にしようかを考えていた。
しかし、しばらくして気が付いた

生きてまた文章を書ける保証なんて、ない。

私は、どうして怪我をする前にこれを文に起こしておかなかったのかと深く悔やんだ。




痛みのない夢だった。



2011/09/23
00:38 Fri

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