開始
 

「いきなり始め過ぎやろ、あれ…!」
4人は散り散りに逃げていた。
ぞろぞろと歩き回る鬼たちから逃げ回っているが、なかなかに疲れている。
チラリと確認したが、それぞれの鬼の罰ゲームは鬼のゼッケンに書いてあるようだ。
「とりあえず、きゅうけ」
ポン。
肩に手を置かれる。
「………」
恐る恐る体ごとそちらに向けると笑顔の白石。
ちなみにゼッケンには『ハリセン』と書かれている。
「…堪忍な、謙也?」
白石の左手にはハリセン。
思い切り叩かれた。



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