「皆様おはようございます、朝はやっぱり味噌汁派の泉李ちゃんでごぜーます」
コソコソと4人の寝ている部屋の前でカメラに向かってそう話す泉李。
「眠っていて油断してる4人に寝起きドッキリ仕掛けます、てか仕掛けなきゃ自分の身が危な…げふんげふん。そんな訳で侵入開始、頑張るお」
そっと部屋に入り、まずは寝顔チェック。
「うん、安らかな顔。そして乾君、寝てるときはアイマスクの上から眼鏡か。どんだけ死守したいの?さて、とりあえず眼鏡は取っておこう。じゃあ早速…あーさーだーぞぉー!」
某獣のように大声で叫ぶ。
「うおっ!?」
「な、何事だ!」
「…朝か」
「…前が見えない」
それぞれ起き上がる4人。
反応はそれぞれである。
「はろはろ、今日も頑張ってねマジで」
そう言って乾の眼鏡を掛け直してあげると乾は漸く周りを見渡す。
勿論アイマスクはしたままだ。
「ああ、金代か」
「え、それどうなってるの?」
泉李の質問を黙殺しつつ眼鏡を付けたままアイマスクを外した。
「え、」
「どんな技術やねん!」



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