練習
 

ただいまコートにて練習中である。
流石にこの間は真面目にやるようで笑わせには来ない。
「た、助かったわ…」
幾度か鉄拳を食らっている為4人の頬は若干赤い。
一度冷やしてあるので痛みはないが、次の日に目立ったらどうしようかと思案中だ。
「はい、休憩!皆コートから出て!」
コート内にそんな声が響き渡り、ぞろぞろとコートから出る。
「ほれ、飲み物じゃ」
「ああ、ありがとうございます竜崎せんせ…」
乾は受け取りそして竜崎先生のことを見て固まった。
彼女はメイド服を着ていた。
「どうじゃ、ワシも結構行けるだろう?」
胸を張る竜崎先生。
更には後ろからメイド姿の榊監督、渡邊が現れて飲み物を渡してくる。
それぞれの監督の姿に固まるが、他校の監督の姿にそれぞれ笑いが込み上げてきた。
『全員、アウト』



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