休息タイム
 

既に精神的に疲れてきている謙也。
俺が何をした、と遠い目をしている。
「大丈夫か、忍足」
「ああ、乾…。まさかこないにツッコミしまくらなアカンのかと思うと先が長いな、思うてな…」
「そんな疲れている謙也君の為に、これプレゼント!」
てってれー、と現れた泉李に全員が驚いた。
「あーおーじーるー」
「おおー!」
未来の猫型ロボットの声真似をしながら渡す泉李。
「休息タイムも必要ってことでね、まあ他の人にもあるけど…あ、あとこれね。癒やし系DVDね」
「む、すまんな」
「いやいや…むしろ頑張って…うん」
目を逸らしながら泉李は立ち去って行った。
「何だ、あれは」
「さあ…」
全員渡された飲み物を飲みながら首を傾げた。



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