短編 | ナノ
※フライングネタバレ注意!
「あ」 「お、嬢ちゃんやんか」 今日はいつも買ってる雑誌の発売日だったからさっちゃんのお店に行って来た帰り道。 何か普通に丸眼鏡でエロボイスな忍足君に遭遇した。 …どうせなら謙也君に会いたかった。 謙也君は私の癒しです。 ……べ、別に手塚君が本命なんだからねっ! 一人でノリツッコミ(心の中でだけど)してたら、忍足君が声を掛けて来た。 「何や嬢ちゃん、百面相して」 「…誰かっ此処に変態が!ロリコンがいますー!」 「ちょ、嬢ちゃん!?人が聞いたら誤解するようなことそないに大声で…!」 忍足侑士。 通称『丸眼鏡のロリコン』必殺技は『ロリコンサンダー』。 私が忍足君と会ったのはによ動のオフ会でだったりする。 あのときの衝撃は図り知れなかったよ、出会い頭にセクハラされたし。 『嬢ちゃん、足綺麗やな…』 『ふぎゃああああ!この…変態!』 『え、ちょ待っ…ぎゃあああああ!』 …うん、本当にいい思い出だよ。 あのとき私忍足君に投げたのはボーリングの球で、見事に丸眼鏡が割れた。 そりゃあもう割れた。 犠牲になったのは伊達の丸眼鏡だったからそのままオフ会は続けられたし。 …絶対丸眼鏡掛けてるより何も掛けない方がいいと思うんだよね。 それかアラレちゃん眼鏡キボンヌ。 写メってブログに載せるから。 絶対財前君達にブログで見せるから。 むしろ手塚君が爆笑してくれれば嬉しい。 「そんな訳で忍足君、アラレちゃん眼鏡掛けてよ。忍足君のアラレちゃん眼鏡キボンヌ」 「…嬢ちゃん、その携帯は?」
〇-〇と一緒
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