ふと思い付いたブン太双子の妹の話。


デフォルト名は丸井アコ。
髪や目の色は同じ。
女の子にしては鋭い目にブン太より僅かに長めの髪。
テニスの腕はブン太と同じくらいある。
ブン太同様妙技も使えるが、きっちりスタミナをつけていてシングルスでも試合出来るようにしている、所謂努力型の天才。
性格はブン太よりも若干冷めている。(ゲーム版のブン太みたいな感じ)
よく噛むガムの味はブルーベリー。
いつも兄であるブン太の面倒を見てくれているジャッカルに感謝している。


お試し↓


「あー…暇」
「お前さ、もう少しその態度何とかならねえか?」
「んー、無理だろぃ。俺はこのままで良いんだよ」
ぷくぅ、と俺は風船ガムを膨らます。
味はブルーベリー、俺の好きな味。
隣にいるジャッカルは溜息を吐くけど、そろそろ諦めて欲しいもんだ。
ブン太の双子の妹。
それが俺の肩書きだ。
俺はブン太が好きだし、尊敬もしてる。
ああ、好きっつーのは恋愛感情じゃなくて家族としてだかんな?
そこら辺勘違いしないようにシクヨロ。
とにかく俺はブン太の兄妹だ、そのせいか俺は女の子にブン太へのプレゼントを渡すようにと手渡されたり、レギュラーに近付きやすいポジションだなんだって絡まれる。
…正直すげえ面倒。
つっても、男子の制服着て過ごすようになったらあんま絡まれなくなったけど。
それでも時々面倒。
バレンタインとかになるとブン太に渡してくれって沢山チョコ渡されるし。
疲れんだよな、そういうの。
別にテニス部だってブン太とジャッカルとしか関わってねえし。
だからこうやってジャッカルを巻き込んでちょっとサボってみたり。
…別にブン太が嫌いな訳じゃない、ただ周りが煩いからあんまり話せないだけだ。
その分家では目茶苦茶よく話すし。
……ふと携帯を弄れば知らないやつからのメール。
『ブン太との仲を取り持って』
…取り持つ訳ねえじゃん、馬鹿なのか?
誰が大事な兄貴を顔も知らねえやつとの仲を取り持つかよ。
「いっそのこと入れ代わってやっかな…」
そう呟いた俺にジャッカルが頭を抱えたのは気のせい。



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