何処にでもいる平凡な女の子のお話。
学校は関わりのない私立?
あるとき立ち寄った雑貨屋さんで可愛らしいぬいぐるみを見つける。
「わあ、可愛い。何々…『夢渡り人形』?なんか面白そうかも」
ふんわりした生地にもこもこのぬいぐるみを気に入った少女は一つ購入する。
「名前つけてあげよっと。……あ、夢流(ゆめる)でどうかな」
夢渡りにちなんで夢を流れるように渡り歩くなんて自分なりに洒落た名前をつけられた少女は満足げにぬいぐるみを枕元に置いて眠りにつく。
「……ん?ここ、どこだろう」
ふと気がつくと目の前はシャボン玉が沢山浮く不思議な場所になっていた。
「え、えええ?」
『ご主人!夢流に名前つけてくれてありがとう』
「え、夢流って…今日雑貨屋さんで買ったぬいぐるみの?」
ぴょこ、と目の前に現れた夢流に戸惑いながらも夢なんだしと順応する少女。
『あのね、夢流達夢渡り人形は自分のご主人を夢渡りさせるのが仕事なの!』
「夢渡、り…?」
夢流が言うには今まで夢渡りをした人物はいないらしい。
「え、何で?仕事なのに」
『……確かに買ってくれる人はいたけど、夢で夢流達が出て来ると皆気味悪がって、すぐに返品したり捨てたりするの…。だから、夢渡りをした人はいないよ?』
「そんな……」
夢流の言葉に少女はショックを受けた。
「……分かった。なら、私を夢渡りさせてよ」
『……え、ご主人いいの?』
「うん、こんな貴重な経験滅多にないよ」
夢流の言葉に少女は夢渡りを決意する。
色んな人の夢から夢へと渡り歩き、少女が交流していく話。











誰落ちかとか聞かれると悩むけど、どうしようか。
……多分氷帝の誰か?
うーん…跡部様とか、忍足で。
でも立海も捨て難い。
そうなったら幸村だけどね!
………あ、でも宍戸さん落ちになる方がいいですはい。



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