ねた帳 | ナノ
日吉誕生日
「日吉君日吉君!」
「何ですか金代さん」
「いやさ、確か今日って日吉君の誕生日だったよね?」
「……ああ」
「何その今知った的なノリ」
「それで誕生日がどうかしたんですか」
「そうだった、はいこれあげるよ」
「何ですかこれ、随分重い…こ、これは!」
「やっぱりすぐに気が付いたみたいだね…そう、それは日吉君が前から探してたオカルトの本だよ!」
「確かこれ、もう絶版になっていて…って、初版じゃないですか!」
「いえーす」
「…あ、ありがとうございます」
「そっぽを向いて照れながら言われた。日吉君マジツンデレ」
「…今のは取り消します」
「え、何故に!?」
日吉の誕生日に気が付いたのが12月4日というね!
うわあ、短い。