ねた帳 | ナノ




A devilish birthday

「赤也んが誕生日だと聞いて!お祝いする為に皆を召集してみたお!…後悔は、してない」
「いきなりのローテンション!」
「キース、こっちの飾り付け手伝ってくれ」
「任せてくれ!スカーイハーイ!」
「ちょっと!能力を使わないでよ!」
「あ、ケーキは何を飾ります?」
「飲み物持って来たわよ」
「酒しかないぞ!赤也達は未成年だっただろう!?」
「細かいこと気にしてたら胃が痛くなっちゃうよ!バイソン!」
「困りましたね…炒飯しか上手く作れませんでした、これでは全然お祝いらしく…」
はい詰んだー。
準備の段階で酷すぐる。
とりあえず言わせてほしい。
何で飾り付けに能力使ったし、飲み物アルコール入りのみとか流石姐さん。
炒飯しか上手く作れませんとか萌えントありがとうだが炒飯だけとか赤也泣くから止めてくれマジで。
そんな訳で仕切り直し。
まず料理得意そうなアントニオさんと姐さんと…心配だけどおじさん。
大人組なら料理を任せても平気だろう。
あとのメンバーは必然的に飾り付け班です、ちなみに私はケーキデコレーション中です。
「見て見てお花だよ、タイガー!」
上手く作れた紙の花を嬉しそうに見せるホァンちゃんマジホァンちゃん。
「そっかよかったねー。でも流石にそんな小さいお花だと飾ったときに分かりにくいかな」
「こんな飾り付けでどうでしょうか」
「え、何これプロの犯行?もうむしろデザイナーやれし」
ドヤ顔すんなバニーちゃんや。
「肉は大量にあるから焼肉パーティーやるかんね!姐さんそこの包丁取って、フルーツ切るから」
「任せといて」
とかやってごたつきながらも何とか完成。
今日は赤也は普通にお出かけ中だったから準備は簡単?だった。
………うん、簡単だったよ。
ぶっちゃけバニーちゃんの誕生日のときを知ってるから凄い不安でした、そんなこともありました。
でも何とか普通のパーティーは出来そうだ、やったね!
「てか皆コスプレぷぎゃー」
「似合っている、そして似合っているよ!」
「うん、キースさんは似合ってる、似合ってるけど一ついい?何故こてっちゃんはそうなった」
皆はほら、自分に似合ったアニメや漫画のキャラの格好をしてるんだよ。
ただおじさんのコスプレどうしてなの…何でガチャ〇ンの着ぐるみ?
いやつっこんだら負けだ…負けなんだ…!
「赤也が帰って来るのがあと10分くらい。まず最初にやることは?」
「僕が刹さんに変身して部屋に案内する…ですよね」
「そう。それで部屋は真っ暗なままだからいかぶしげに思って赤也が電気を付ける!……筈!」
「その瞬間クラッカーを鳴らしてお祝いする。あとは横にいたイワン君が能力を解いて驚かせたところでパーティー開始。…ってとこかな」
「普通ですね」
「いや普通にしないで失敗しても嫌だよ」
さああとは赤也が帰って来るのを待つだけだね!
プレゼントは勿論用意済みヨー。

本人不在の誕生日文。
しかも混合だから誰も庭球キャラはいません。
赤也、HAPPY BIRTHDAY!

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