ねた帳 | ナノ




打ち上げ会的な何か

うわあ…。
これが噂のバニデレと言うものか…。
ヒーローと一緒なう。
勿論私はヒーロースーツ、素顔を見られたらおじさんに色々聞かれる気がする。
そんな面倒は嫌です、ちなみに赤也はお留守番。
だって人型で行ったら面倒だし、トイプーは多分無理だ。
アントニオさんが、覚えてる気がする…!
ナンテコッタイ。
さて、気が付けばバニーちゃんがタイガーのことを『虎徹さん』って呼ぶようになったよ!
タイガーからバニーちゃんって呼ばれても怒らなくなったよ!
どういうことなの………。
そんな訳で皆でご飯。
うまうまー。
「そういえばイービルは来てないんだね」
ふとホァンちゃんが気付いて声を上げた。
「残念だけどイービルは狼だからね。流石にお店に連れて来る訳には行かないだろう?」
ふふ、なんて笑いながら私が言うと納得したようにホァンちゃんが頷いた。
「それにしても、アニエスさんも酷いよなー。俺達に直前まで新ヒーローのこと黙っとくなんてよ」
焼酎を飲みながらおじさんが言う。
…うん、私は心の中ではタイガーかおじさん呼びだよ!
声に出すときはこてっちゃん。
普通に許してくれるおじさんがマジ素敵!
「とりあえず改めて自己紹介やっとく?」
「賛成よー」
姐さん…!
大人の魅力というやつですね分かります。
「改めてヒーロー名はローミング、名前は…秘密、ってことで!」
「ええーっそれはないよ!」
「残念ながらローミングのヒーローな方向性で守秘義務が発生しております。そこんとこシクヨロ」
声をそこだけ丸井君とやらに変えてみたらざわ…ってなった。
「今、声が変わった…!そして変わった…!」
感動してるらしい良男さん。
読み方は敢えての『よしおさん』でお願いします。
あ、勿論本人に許可取ってるよ!
「特技だよ」
「す、凄いですね」
「リンリンコンビの目の輝かせ方ぱねえっス。性格も作っとりますよー。まあ私なんかより凄い人知ってるかんね。NEXTじゃないのに見た目も声も真似出来る人知ってるから」
しかもテニスの技まで真似出来るからね、あの人。
そんな彼はAIBOです、嘘です。
しかしこれは琴線だったかな、イワン君しょぼんだし。
「まあその人は洞察力に優れてたから努力して仕草や声色を覚えてそれを真似てた人だからあれだ、根本的にベクトル違うのよ」
てかイワン君は人助けならあの人悪戯とかに使ってたしね。
可哀相なくらい引っ掛かる赤也、マジ涙目。
「そしてバーナビーさんや、何で離れたとこに座ってんのか聞いてもいい?」
「今貴方から危険な何かを感知したので」
「え、どういうことなの…?」
誰かー此処にバニーちゃんの取説プリーズ。
私には何がなんだかさっぱりだなあ!
…はい嘘です。
この間バニーちゃんをからかおうとちょっとセクハラしました、きゃっ。
凄い最低なものを見る目をされた。



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