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つぶやいたーの診断話

「あ、手塚君手塚君。つぶやいたーの診断ってやったことある?」
「つぶやいたーのか?いや、俺はやったことはないな」
「うっは、手塚君マジ純粋ごちそうさまです。…じゃなくて、最近ハマっててさ。『貴方の恋人予想してみったー』っていうの見つけて色んな人とやってるんだ」
「そう、なのか?」
「うんうん。忍足君とか財前君とか、あと日吉君」
「日吉とも知り合いなのか」
「ご近所さんだよ。…それでさ、手塚君もやらない?『貴方の恋人予想してみったー』」
「ちなみに、他のやつらのはどうだったんだ?」
「うーん、日吉君は『キレやすくて自分よりも男らしい守ってくれる恋人です』…だったね。正直日吉君の無表情が怖かったよ」
「…どちらかといえば守る側だな、日吉は」
「そうだよね、古武術やってるし。財前君は『二次元の嫁』だった」
「それは恋人、なのか?」
「さあ…まあとにかくやってみようよ。手塚国光…っと」
「嫌な予感しかしないな…」
「まあまあ。遊びなんだし気にしたら負けだよ負け。…あ、出た。『包容力のある海のように広い心を持った恋人です』だって」
「包容力、か……」
「何でそこで私を見た。ちなみに私は『常に冷静沈着、それでいて熱い情熱を秘めた恋人です』だったよ」
「誰だろうなそれは」
「さあ…誰だろう」
「…そういえば忍足は何だったんだ?」
「あー…『貴方を常に一途に思い束縛する執念深い恋人です』ってなってた」
「……………」
「あ、でもねつぶやいたーの診断って日によって結果が変わるんだよね。だから忍足君次の日もっかいやってたよ」
「何だったんだ?」
「いやー…何かね。『貴方を常に一途に思い貴方を束縛する為ならどんなことでもする素敵な恋人です☆』ってなってた」
「…それは、素敵なのか?」
「いや知らんよ。忍足君泣いてたけどね」

貴方の恋人予想してみったー
作っていただきました!是非お試しを^^

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