text (おあそび) | ナノ



※分かる人にしか分からない系、某マイクや楽器よりもクワを手にしていたほうがしっくりくる板前や潜水士や重機操作資格持ちのリアルチートなジャニーズOBが鉄腕でダッシュする番組ネタ
※夢要素? ほかのサイトさまで補完していらしてください


「あ……やってしまいました! わわわっどうしましょう。白雪ちゃーん霧切さーん助けてくださいぃ」


「あら、まあ……二階の床板、すべて塞いでしまったのね」
「舞園さん…あなたそれどこから下りてくる心算なのよ」
「うー……つい夢中になっちゃって。だって、ついにこの舟屋が完成するんだーって」
「……確かに、そうだけど。仕方ないわね、ちょっと待っていて頂戴。いま白雪と二人で上って来るから」
「作業用の足場があって良かったわねえ」

「(′;ω;)」
「あらあら…さやかさん、そんなにお気を落とさないで大丈夫よ。寧ろここまでよく頑張ってくださったじゃない。先ずはここ(完成した二階)を褒めましょうよ」
「そうね。この広さだったら宴会も出来るわね」
「ま! いいわねえ、大和田さんや清多夏さんが今頃海やら畑やらでかなり収穫を挙げてくださっているでしょうし、盛大に出来そうだわ」
「ふえ…」
「さやかさん?」
「どうしてふたりともそんなにやさしいんですかああ」
「どうして、って…舞園さんが真剣に床板を張っていたのは私も白雪も知っているし責めようが無いわよ。……って待ちなさい白雪、どうしてあなたまで涙ぐんでいるの」
「も…もらい泣きで……」
「莫迦じゃないの……?」
「き、きりぎりさんだってめもとがあかいですよぅ」

※三人とも長時間の作業で妙なテンションに陥っている模様です


 ***


「それにしても綺麗に張ったわね、舞園さんの意外な才能と言うべきかしら」
「シャイニングどやです!」
「一枚外さなくてはいけないわね、ええと…階段にするのだからこのあたり?」
「はい、外しますっ」ガコン

「……見事な一枚板ね」
「ええ、これ以上ないほどきれいな一枚板よ」
「霧切さん、

 これ、まな板にしましょう!」
「いいわね、まな板にしましょう」
「まな板にしましょう!」
「まな板にしましょう」
「…待ってさやかさん響子さん、いきなりどうしたの」
「まな板にしましょう!」
「まな板にしましょう」
「どうしてあたしの胸部を見ながら仰るの?(※B65)」
「まな板にしましょう!」
「まな板にしましょう」
「ふにゃあああああいじわるされてるんだー!!!」
「すっごくまな板ですよこれ!!」
「ええ、まな板にすべきよ」

 ***

書いてる途中はわたし一人すっごい楽しかったんです
\まな板にしようぜ!/