petit petit | ナノ

だれもみてないと思うと極端に幼くなるみこみこB


「ゅ、……ねむ、」
「昨日夜更かしをしたからだぞ、夏休みとはいえきちんと就寝時間は決めておくべきだ」
「ちょっとおひるねする」
「こら、食堂で寝てしまっては廻りに迷惑だろう。部屋に戻るまで我慢したまえ」
「(*`-ω-)」
「白雪、ほら、……ん? 何だね、聞き取れない」
「よふかし、あたしのせいじゃないもん」
「……すまないとは思っている」
「おやすみなさい」
「駄目だ! 嗚呼もう、……罪滅ぼしにシュークリームを用意している! それで機嫌を直してほしい!」
「(*`-ω-)」
「……いい、か? いいのだよな? 連れて帰るぞ?」



「いいなあ」
「あれはお姫様抱っことは呼ばないわよ舞園さん、位置づけとしては白いハイエースに近いアレよ」
「そっちじゃないです。わたしもろりゆきちゃんとお話したいなあ」
「……それには同意するわ」
「でも石丸くん以外の人の前ではふつうに白雪ちゃんですもんね。切ないです」
「(彼、あの状態の白雪にいつも手を出しているということよね。問われる風紀の定義……)」
「(致し方ないのだ霧切くん、僕にとって白雪の存在はすべてに優先される)」
「( 入 っ て こ な い で 頂 戴 )」

comment:(0)
2016/08/19 (20:17)

[back]