memo | ナノ



→[返信] /拍手お返事(9/26)


さあ芸能人格付けチェックの目玉、「音楽」の時間です! 今回は演奏者に超高校級の"ピアニスト"千崎七緒さんをお迎えしています。かたは世界最高峰の高級ピアノ・ベーゼンドルファー、もう一方は小学生向け音楽教室に置いてある普通のピアノ。さあ、注目ゲストの超高校級の"アイドル"舞園さやかさんは、AとB、ふたつの演奏を聴いて一流のアイドルであることを証明できるでしょうか?

「分かっちゃいました。答えは間違いなくBです」

お部屋に一人ですけど何の問題もありません。アイマスクを外してモニターから見る七緒ちゃんはやっぱり可愛いです。

「今回の正解は――なんと、B! 舞園さやかちゃん独り勝ちです!!!」

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「すごいね舞園さん、テレビで見てたけどボクには全然分からなかった」
「あれくらい分からなくっちゃやってけないです。――といってもわたしにそんなにピアノの造詣は勿論ないんですけどね」
「じゃあ……あはは、やっぱりエスパー?」
「いいえ?」

「Aのときの七緒ちゃんは、いつもの、音楽室で素敵な演奏を聴かせてくれるときの空気でした。音もそうです、……ふふ、ロケでしたしわたしがいるって直前まで知らなかったみたいでしたし、ちょっと動揺してるのも感じましたけどね。でも、プロでありトップレベルの演奏家さんらしく、楽しみながらも音の綺麗さや技巧にまで気を配った七緒ちゃんらしい弾き方でした」
「Bは、ほんとにすごいピアノだったんだと思います。地方のコンサートホールとかここの音楽室のグランドピアノだって楽器だからそれなりにお値段は張るんでしょうけど、多分そんな比じゃなく上等で。だから七緒ちゃん、お仕事っていうのを抜きにしてもすごく楽しそうだったんですよね。わくわくしていたっていうか。最高峰の楽器に触れられるときめきっていうか…わたしが綺麗な衣装を着てステージに立てるときみたいな感じですかね。そして、だからこそちょっと緊張してたんじゃないかなって。演奏はAと同じで正確だし表現力豊かでした、だから空気の違いになるのかな……流石は超高校級、わたしの番が終わってからは慣れちゃったみたいだったので、あの違いが分かったのはほんとにあれ一度きり、ではあったんですけどね」

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ということで小ネタでございました!(*`・ω・)

恋愛メーンでないオールキャラものも好きなのでつい書いちゃいます。需要は薄いだろうにお目通しいただけてほんとにうれしかったです。しかも他でもない小宮山神に!
このたびはメッセージ有難うございました、小ネタはなんの関係もなくただ蕗が書きたかっただけです!

09/26 (18:54)


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