memo | ナノ



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前にちらっと仰っていらした舞園さんコス千崎嬢! 描き込みがんばりました!(謎の努力)
今回の過去話で美少女設定確定、ということで喜び勇んで描かせていただいた次第です。今回に至ってはついに無予告のおえかきテロということで今更ながら非常に申し訳なく…返品可です(小声)。

ということで! 新作の感想です! 今回も素敵な作品を創ってくださって本当にありがとうございます! ありがとうございます! 蕗のみならずゆりゆめ業界の人間にとってはこれ以上ないほどの御褒美です!(五体投地)

七緒ちゃん世間認知度高い美少女プロピアニスト設定いただきました――――!!!ありがとうございます――――――――!!!!! つまりあの世界にはこみさまや蕗のようにマイナナ創作をしているクラスタがきっといるのですね! ああでも向こうの世界ではナマモノなわけでしょ……なんかもうそれだけで色々かきたいネタが決壊しそうなほど溢れて来ますが本家様にメッされそうなので当方はただ口を開けて甘露が注ぎ込まれるのを待つことにいたします。いあでも七緒ちゃん自分のこと超高校級のミーハーとか称しておきながら実際は一般の目から見れば彼女自身才色兼備な美少女なわけじゃないですか……あーそういえば本編のラスト近くで「ずっと勝ち組だった私には――」みたいなモノローグがあったのは彼女の深層心理に根付いたものなのか! 深い…深いわあ……!
今回の作品を読んで千崎嬢の何にきゅんときたって、いわゆる毒親のもとに生まれてきて、才能だけを愛され、生まれつきその世界しか知らなかったにもかかわらず、きちんとどこか冷静で、「親として不完全だ」「ここから逃げ出さなければいけない」と考えるに至れたそのクレバーさです。本編での追い駆けられ押し倒され涙目な彼女の中に内包された闇…というか影ですよね、それがここに由来していたのものだったのか、と。「悪いのは私だから」とか「一生懸命やればいつか親も私自身を愛してくれるはず」とかっていうこういう話にありがちな思考をかなり早い段階で振り切って、而して「私にはピアノしかない」「私がいなくなれば親が生きてゆけない」という彼女にとっては一層リアルだったのであろう感覚は捨てきれずにいま現在(※本編段階)にまで引きずって来ている、とても多面的で層の厚いキャラクタなのだとあらためて感じました。
千崎嬢にとって舞園さんは落ち込んでいるときに笑顔をくれたひと。輝かしい偶像。それは奇しくも舞園さんがアイドルを志した動機である「みんなを笑顔にするアイドルになりたい」をそのまま遂げたものでもある。実際の舞園さやかが如何なる人物であったとしても、少なくとも救われた当時の千崎嬢からしてみればその時点で彼女への感情ってよそとは一線を画したものではあったのですよね……。生身の女の子としての舞園さんと千崎嬢というだけでなく、超高校級の"アイドル"である舞園さやかとそんな彼女に救われたファンである位置づけの千崎嬢という関係性も余さず丁寧に描いていく、ああこれはシリーズタイトルは「舞園さんと私」以外にないじゃないか……(あまりの深さにもう言葉が出てこないのでただ蕗は頭を抱えます)

絢瀬さん連作! 一読してしみじみ感じたのは、自分の感情の正体に未だ確信が持てていないながら確かな激情に突き動かされていることが分かるリリカルな地の文から、視点である絵里ちゃんの心理が鮮やかに感じられて、これは論破ゆめとは違った世界の物語なのだなあという点でした。シリーズの舞園さんとか短篇のエノジュンはその点、自分の抱いている感情の正体については(程度の差こそあれ)理解をしたうえで相手を見つめていますが、絵里ちゃんは感情のアップダウンが比較的顕著で(可愛いな絢瀬さん!)、今まさに自分が相手を如何様に想っているのかということを自覚しつつ反芻しているのだろうなとにやにやしてしまいます。甘酸っぱい! 甘酸っぱい! 遠足のお菓子とかに良く入ってる「さくらんぼの詩」っていうキャンディみたいな感じ!(これもまた世代じゃないとか言われちゃうんだろうかwUHA味覚糖から出ててスーパーにも並んでるわりとメジャーなお菓子ですよ!)
「わかったことは〜」のほうは打って変わって耽美! 明治大正の"エス"文学を思わせるような、少女同士だからこその濃密な空気感。何せ相手以外に話題を逸らすものがなにもない。向かい合うしかない。話題もそれだけプライベートな、内面に踏み込むもの。端的な科白の応酬は、その場が静かであることを感じさせます。蠱惑的でチャーミング、誘うような振る舞いで「会長の左側様感やばいな!」と途中まで思ってたのに最後でひっくり返された! あれこれどっちだ?! 絢瀬さんどっちだ?! 夢主嬢視点からだったので彼女の心理が描かれていなかっただけで、あー本当は冒頭からリリカル入ってたのかしらねこの子は! もう! って蕗の心の中のゆりツボに全力のエルボを叩きこまれたような思いでした。王道だけど、ギャップ萌えって、いいよね。

して! 舞園さん新作! タイトルが160km/h石直球ゥ―――!!!!! 藤川球児も吃驚の火の玉ストレート! いあ論破だし言弾ストレート? 兎に角。ド直球過ぎてクリックする手が震えました。そしてド直球過ぎるシチュエーションで完全にKOされました。なんというか、王道とかベタだとかいうものは、それだけ古来から数多くの同志たちがそれを良しとしてきたからこそ王道たりえているのだと再確認しました。というかこみさまほんと美少女の描写お上手でいらっしゃる……! 匂い立つ、というような、つい数瞬まで褥を共にしていた少女の美しさが端的な表現の中にも感じられて、もう最早これは一線を越えていようがいまいがこう言わざるを得ない。すけべぇ……
どうやらこのさき連作になるということで! 千崎嬢とはまた違ったタイプのクール系?夢主嬢と舞園さんとの新しい関係が紡がれていくのを今後楽しみに見守らせていただきたいなーと思っております。めっちゃ楽しみ!!!!

ということで今回もファンコールの分際でシャレにならない文字数を愛と称させていただきつつ、拍手レスという名を借りた最早ただのファンページでしかないこの一ページを我がゆりゆめ神・小宮山さまに捧げます。返品可です(小声)……毎度申しておりますが! ここで感想ゆってるのは返信にお気を使わせたくないためなので! 遠慮なく読み捨てていただけたら幸いです! とくに今回気付けばまさかの2500字超えですし! だって4作品同時更新とかご褒美すぎた
まとまらないですけど一先ず一言だけをお伝えしたいのです。一生崇拝します!!!!!!!


09/11 (05:44)


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