よければどうぞご一緒に

※ちょっと特殊(でもない)設定
※ヒロイン中学生、白石(?)




「ただいま〜」




「おかえり、みかげちゃん」



「・・・・!?」



大変、事件が起きた



「あぁ、はじめまして

今日からここの家政婦になる、白石蔵ノ介です」




なぜか自分の家に帰ったんに、知らないお兄ちゃんがお出迎えしてくれたんやけど




今日から3日間、お母さんが出張でいないから、1人でのびのび出来る


そう思ってたんに、このイケメン誰や?



しかも家政婦って……



「あの、どちら様です?」




「白石蔵ノ介や」



「いや、あの

それは分かったんで…」



駄目だこの人。

ようわからんけど、全面から天然の匂いを感じる




もしかしてこれ、やばいんちゃうん?


わたしもいっぱしの女として身の危険を感じてもみるが、この人は悪い人ではなさそうな気もする


わたしがそう様々な考えを巡らせていると、白石蔵ノ助机の上にゴトっとお皿を置いた




「じゃじゃ〜ん

みかげちゃんのために、とびっきりエクスタシーなチーズリゾット作ったで〜!」



なんとそれは、美味しそうなチーズリゾットだった



なんでこの白石蔵ノ介さんが私の名前を知っているのか気になるが、それより気になるのが…




「エクスタシーって何?辛いん?」



はじめて聞いた表現に、そうわたしが首を傾げると




「ははっ、噂に聞いてたとおりみかげちゃんおもろいなぁ!」



と、白石蔵ノ介に爆笑された




「そいで、エクスタシーってなんやの?」



「・・・いくら関西人でも、そこはツッコんだらアカンよ」



白石蔵ノ介は少し切な気な顔をしながらそうつぶやき、わたしの肩を押して椅子に招いた
   


とりあえず、



    よければどうぞご一緒に



チーズリゾットでも食べよか、白石蔵ノ介はそう言った





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すっごく楽しいです!!!!!


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