ひゃあ……!


わたしは、あるひとが近くに接近していることに気付き、こころの中で叫び声をあげた



に、逃げ「みかげ?」



「ひぃっ!」




逃げようとしたものの、あるひと、柳には見つかってしまったようだ



「そんなに俺に会いたくないのか、傷つくぞ?」


しれっと肩を竦める柳だが、わたしが彼を避けるのにはちゃんとした理由がある


「う、だって…

わたしたち、おととい別れたばっかじゃない!」



「そうだな、でもちゃんと友達に戻ろうということで解決したじゃないか」



そ、そういう問題じゃねえ!!!!


いくらスッキリ別れたといっても、まだ3日しか経ってませんよ参謀!


わたしの傷はまだ癒えてませんよ参謀!


むしろ、気まずいと感じない柳のほうが異常なんじゃないだろうか




「わたし、まだどういう感じであなたと喋ればいいのかわかんないんだけど…」



「赤也と喋るように喋ればいいだろう」



「………」






そんなの、無理だよ







だってわたしのこころの中には


まだこんなにもあなたがいるから






☆☆☆☆☆☆20130419

えー、続くんですかこれ!笑




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