「謙也もさぁ…
いくら白石がイケメンだからって、わたしがちょっと仲良くしただけであんなに妬かなくてもいいのに」



昨日の謙也の機嫌の悪さを思い出しながら、そう嘆くと


白石はフッと笑って私の髪を撫でた




「謙也が俺のこと警戒しとんのはな…」



掠れた声で話しながら、白石の指が髪から耳へ降りてくる



何だか白石の様子がおかしい



「しらい、し…?」




「俺がみかげのこと、めっちゃ好きやからだったら

どないする…?」




耳元で囁かれ、頭がクラクラする




あぁ…

早く逃げなきゃ



そう思うのに、体が動かなくて



謙也…、ごめんなさい



そう心で呟きながら、白石と口付けを交わした








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/これなんぞ\




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