шесть
モデルスマイル=詐欺


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私は黄瀬君の言葉に疑問符を持ちながら、笠松君と世間話をしていた
昨日何食べた?とかあの歌手いいよね、とか
そういう事

楽しい時間

笠松君も少しは話してくれる様になったしね
一番楽しそうなのは、バスケの話しをしているときで
すっごく笑顔で話している


「だな?ここの....」

「はい」

「お二人さん?楽しそうで羨ましいなぁ。俺も混ぜてよ?」


話しをしていると、森山君もからんでくる
いやまぁ、いつもの事だしもう驚かない


「はい、いいですよ?」


最近、笠松君は森山君が入って来ると少し機嫌が悪くなる
眉間のしわが少し濃くなる


「で、なんの話ししてたの?」

「え、あ、えっと」

「ただの雑談だ」


彼は機嫌の悪そうな、というか悪い声で言う
森山君は「その内容を聞いてるんだけどな〜」と少々苦笑気味

その苦笑で、放課後のチャイムがなった

さて、準備だ
今日は喫茶店の飾り付けだっけな


「あ....」


やろうとして気付いてしまった
身長がたりない。悔しい、とっても
私が背伸びして、壁に花のついたカーテンをつけようとした
ただ、届かないものは届かないわけで


「.....ッ!」


足がつりそうです
いやつる!これ!
そう頑張っていると、横から誰かの手がのびてきて、私の手からそれをとり、私がつけたかった場所につけた
有難う
そう言いたくて横を向いた

そこにいたのは笠松君
他につけるものあるのか?とでも言うように手を出してくる

「いえ、もう大丈夫です!有難うございます笠松君!」

お礼を言うとそうか、と彼は少し笑った


шесть END 2013.06.22.11:50.曖霧








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