четыре
バスケ部の活動を見に行く事になりました


четыре --


それは放課後の事です
森山君と談話しているときの事


「放課後、これからバスケ部見に来る?」


との事で
さっそく見に行かせていただきましょうとの事です

私達が向うは体育館です

あそこらへんにと指さす先には、笠松君が仁王立ち
...........仁王立ち?


「遅ェ!」

「ごめんて」


そこには見慣れない彼がいました
いや、そんなに付き合い長いとか、そういう訳ではないんですけど
新鮮、とでも言えばいいんでしょうか?


「あ、あそこのベンチにすわって
自由に使っていいから」


見学とあらかじめ知っていたのだろう笠松君が指をさした


「あ、有難う!」


礼を言うと頭を二、三回ポリポリとかいて、じゃぁなと練習に戻った
なんというか、戦線です。大事なことなんで二回言いました
私はそう想いながら無意識に笠松君をずっと目で追っていました


「笠松先輩見てるんスか?」


ボーっとしていると、隣で声が聞こえました
黄瀬君でした


「え、あ」
「目線、たどったら一発っすよ?」


先輩わかりやす、と苦笑する
わかりやすかったかなぁ
あまり、言われないから


「確かにカッコいいスよね、先輩」
「う、うん」
「俺でもつい目でおっちゃうんス」


黄瀬君がそう言う、かなり上手なんだ
そう感心して、私は気付かなかった
その言葉には続きがあった事を

-だから、それだけで恋とか思わないでくださいッス‐

четыре END 2013.06.22.10:43.曖霧








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