двенадцать
ラスト


двенадцать--



俺は高校内部を走り回った
そしていたのが、部室の中


「白春」


呟きに反応し、こちらを振り向いた
目の下が赤い


「え、泣いて....たのか?」


無神経な発言にも、笑顔でううんって嘘をつく


ウソツキ


俺は、彼女に近づいた


「嘘だろ」


俺は右手で、彼女の赤い目元をなぞる
優しく、崩れないよう


「笠松君、黄瀬君はどうしたの?」

「なんであいつなんだよ」

「だって、お付き合いするんでしょう?いいの?」


つきあう?なんで?


「いや?なんでだよ」

「だってさっき、黄瀬君の付き合う〜って言葉にうなずいたじゃないの」


頷く?俺が?


「ねぇよ、俺は大体お前が」


言いかける
こいつ、彼氏いるのにいいのか?
そういう考えが頭をよぎった
だけど、伝えたい


「お前の事が、森山と付き合ってるとしても、好きだから」


ほら、彼女は目を丸くする

そうだよな、なんせ付き合っている事知っていて言ってんだし
あー俺、どんだけ迷惑なの


「あのさ」

「あ?」

「私、森山君と付き合ってないよ?」


....は?


「いやでも森山が」

「え?さっき森山君は怒って出ていったよ?」


はめられた?

俺は思わずため息をついた


「あー.....えっと」

「笠松君」


白春が真面目な目をする


「さっきの、本当?」


さっきの....?


「さっきの告白....本当なんだよね?」



.....あ


「うわぁああああ!」


俺はず!やばい
思わず下を向いた
じゃあな、俺が部室を出て行こうとするとまって、って肩を掴まれた


「私も、笠松君の事好きだよ」


彼女は私は笑って俺を抱きしめた
俺は肩の力を抜いて、ふっと笑った


「俺もだよ」


двенадцать END 2014.02.03.15:41.曖霧








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