Merry X'mas (2010ver.



どうしたらいいかな?外はすごく寒いけどクシナの望むホワイトクリスマスになるかは分からないし、



「…クシナ」

「ま、いっか!ミナトとクリスマスを二人で過ごせるんだもんね!!」

「///、そ、だね!」



俯いていたクシナは満面の笑みで俺と“二人で”過ごすクリスマスを喜んでくれている。……反則でしょ?その仕草。危うく持っていたケーキを落とすところだった。(そんなことしたらクシナに殺されるんだろうけど…)



「今日はねー、チキンもシチューも他の料理も私が作ったのよ?」

「すごく美味しそうだよクシナ!下ごしらえとか大変だったでしょ?」

「ん、楽しみだったから全然!!」



あぁ、君はそうして俺を君に溺れさせていくんだ。クシナの料理は全て本当に美味しかった。なんか、食べるの勿体ないや。星の形のシチューの人参をスプーンで掬う。



「どう?」

「ん、今クシナに惚れ直し中」



ちょっと今の言葉は俺も恥ずかしかったけど、本当のこと。クシナには嘘はつきたくないからね。クシナの顔が真っ赤になっていく。……俺のせい、だよね?



「……ばか」

「うん!バカみたいにクシナが好きだよ!」

「///」



あぁ、可愛いなぁ。来年はクシナの望むホワイトクリスマスになりますように。あと、クリスマスケーキはクシナの好きなホールのケーキ。奮発して買った豪華なやつ。喜んでくれるかな?



(20101225)
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