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因みに俺のは今、指に嵌ってる
もちろん裏にはReiya.Kの文字
なんか今考えてみると恋人みてぇ
セフレと客に本気なられたら困るから
魔除けだな。
黎哉の体を見てみると無駄がなく程よく割れた腹筋…
下に目を向ければ俺よりもデカくて形のいいモノがある
どれ程の女がコイツに抱かれたいと思ってるんだろうか。
ボーイでも長身のため目立って更に顔立ちもいい
だから黎哉目当てで店を訪れる客も少なくないし
それに無口というのが逆に好感を得てしまってる
あー。もし黎哉のこと本気で好きな奴が
今の状況見たら泣かれるかも
友達同士でせっくすって
まぁ、気持ちいから何でもいいけど
ふ、と考えてた。
そんなときだった
黎哉は「じゃあ挿れる」そういって俺の足を肩に担ぎ、蕾に先端をすらすりと擦り付け始めた
「っあ、……ヤるからにはぶっ飛ぶほど感じさせろよ」
挑発的な目で黎哉をみた
「…当たり前だろ、よがらせてやるよ」
俺を見つめる瞳が欲で塗りつぶされていて
初めて如月黎哉という人物が今、自分に対して男なんだと実感させられる。
口調が変わった。
どうやら俺は黎哉の変なスイッチを押してしまったらしい。
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