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「嘘つき」
「え?」
色が深い瞳が俺を捉える
この目は嫌いだ。見透かされてるようで。
「どうせ、今夜の相手でも探してたんじゃないの?」
彼氏とでも別れた?ってカクテルを煽りながら聞いてきた。
黙りこむ俺。
偲もここに居るって事は目的は俺と対して変わらないだろう。
さっき親友といったけど訂正させて欲しい
正式には"元"親友だったこの人物
沈黙を肯定とみなしたようだ。
まぁ、そうだけど。
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