▼ 6*

ふくらはぎまで滑っていた唇が
太腿をまでいき、内腿に吸い付いた。


「ッ、いった…」

感じたことのある痛み。
これはもしかしなくても。   

「…なに、キスマつけてんの」

「もっとつけるから」

俺の言葉を聞けよ

「っ、勝手にしろ」

黎哉の唇は内腿のあちらこちらに紅い華を咲かせ
白く綺麗な肌に映えてみえる。


その様子を陽翔はじっと見つめていた。



すると、途端に甘く痺れる感覚が陽翔を支配する

「…っぁ」

目を向けると黎哉が俺のモノをトランクス越しに
喰むのが見えた

「ーーッ、れ、やッ…きたね……ん」

「汚くない、綺麗」   


ーーーなにいってんだよ、こいつ。


緩い刺激に物欲しさを感じる  

やっぱり、欲には勝てないなと改めて思った


段々と起き上がってきたソレはトランクスの中で窮屈そうだ。

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