▼ ゆめにおぼれて3*


「ゆの、…はは、ナカ痙攣してる」

「あ、あぁ、…はげし」

「ふふ、気持ちいいでしょー?」

「うるせ、……ぁっ…」

悠乃の細い腰を後ろから掴んで
俺は悠乃のナカをぐちゃぐちゃに掻き乱した

いつもは俺に冷たい言葉を放つ口も
今じゃ、淫らな言葉で溢れてる

前のめりになってお尻を
俺に突き出してる姿は中々そそる

言葉通りぐちゃぐちゃに犯す

いつもと同じ様に優しくしてやんないもん

「あっ、ふ、……はぁ、はっ」

悠乃の前立腺がある所をガンガン攻めると
悠乃は今日3回目の絶頂に達した。
それと同時に俺も悠乃のナカへ欲を吐き出した


今日はずっとこの体制だ。
悠乃の顔なんて見てない。
みたら酷く出来ないだろうし。

悠乃とのせっくすは誰とヤるよりも気持ちいい
俺から与えられる快楽に耐えてる顔を見てるだけでイっちゃいそ。
まぁ、俺がネコの時の悠乃の
鬼畜さや強引さも思い出すだけで勃つけど。



「ゃ……だ」

グスッという音がして悠乃をみてみると
悠乃が此方に振り返るのが見えた

昨日は俺に向かって
「自分で動けよ」とか
「どこがいいの?ほら言ってみろ」とか
言ってた相手が今は自分のせいで
ぐすぐすになっているのを見ると、
とてつもなく服従欲を擽られる

いつもの冷たい顔ではなく
頬を紅く染め欲情しきって涙を流しながら
俺を見る悠乃を見た瞬間
どくり、と欲望が疼いた

「しの、の。…かお、みたい」

……なーんだろ
ギャップ萌えやばいよ
かわいすぎて辛いんだけど、


「なにー?じゃあ、お強請りしてみてよ」

ふざけていったつもりだった。
言ってくれるはずがないと、
思ってたから

すると悠乃は身動いで
俺と繋がってる結合部を指でなぞった
半端ないくらいの色気。
涙目で見られた。

わ、ぐっときた。


「ッグス、志乃の、顔みながら…イかせて…?」



やば。

俺死んでいいかも。

悠乃の肩を力ずくで此方に向かせた

「ひっ、…あっん」

「…もー。えろすぎてやばい」

「…ぁ、だれの…」

悠乃の口を塞いだ
次に出てくる言葉は何となく分かるから

どーせ、だれのせいだ。とか
言いたいんだろうなぁ。


知ってる
俺のせい、

触れるだけのソレを離した


「俺好みの、カラダだよ」

元々、タチだけだった悠乃を
どっちでもいけるようにしたのは俺。

最初は抵抗されたけど
ハマってしまえばこっちのもんだよね。




ぎゅっと抱き締める
肩口に顔を埋めて
髪を撫で、弄る。

耳元で囁いた

「あいしてる」

びくっと悠乃の体が震えた

知ってるよ。
この言葉キライな事も、
こんな言葉求めてない事も。

綺麗で儚くて可愛い俺のかたわれ

可愛くて可愛くてどうしようもない。

俺が悠乃から離れるはずないのにさ
一生一緒にいるつもりなんだけど。


「俺を欲してよ」

依存してるのは俺。

「ぁ………ん」


右手の指を悠乃の左手の指に絡まらせた
左手で悠乃の顎をクイっと持ち上げて
視線を合わせた。

どちらともなく深いキスを求める

「…………んふ、…ぁ」

舌同士が絡まり、ちゅぷ、という
リップ音が聞こえる。
悠乃から漏れる吐息、声。
ゾクゾクする。

キスの最中
俺は腹に感じる違和感に気が付いた

「ぁ……んん、」


微かに悠乃の腰が厭らしく揺れてる
唇を離して
悠乃と距離をとった。

自分の腹に感じた違和感
熱く硬いモノの存在
ぬるぬるとした感触
此れは見なくてもわかる

「わ、俺のお腹べっとべと」

「………っ」

悠乃は自ら俺の腹にモノを擦り付けてた。

可愛すぎる。


「人のお腹に擦り付けて勃っちゃうなんて」

淫乱ねこちゃん。と言ってあげた。

「…っぁ、でこぼこ、きもち」

腹筋の凸凹の事を言ってるんだろう

「悠乃なんか今日、快楽に従順だね」

「だっ、て…きょうなんか…ん、ながい」

そう。
今日の行為は長い

狙ってるんだよ。

悠乃は、短時間派だけど
俺は長時間派。

焦らして焦らして
思考をどろどろにして
理性なんてぶっ飛ばして
甘く甘く甘やかして
俺の存在を体に覚えさせる


「ほら、少し起き上がって」

「…っうごくな、」


そう言って繋がった儘
悠乃をベッドサイドに寄っかからせた
首が痛いだろうからクッションを幾つか
敷いた。あ、あと腰にも。



「いじめてあげるよ」


そう言い、

俺は腰を厭らしく振りはじめた
目の前にある、ぷくりとした
紅く美味しそうなソレを舐める
それら同時に悠乃のモノを片手で
撫でる。擦る。扱く。


「ひ、いゃ、…あぁん」


ああ、可愛いよ
快楽で狂っちゃえばいいのに


「いっ、きにぃ、ぁ、いじるなぁ」

快楽からか目からはまた
大粒の涙がボロボロと零れ落ちた。


俺だけしか知らない顔
そんな顔にしょうがないくらい欲情する

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