たゆたう詩声 | ナノ



感情



君を忘れる
ことができない
そんなアタシに
冷たい 雨が
自分の手に触れる

落ちてくる場所が
見えることなく
落ちた場所だけを
見つめた

誰も知らない感情を
自分で拭った



2009.03.08



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