たゆたう詩声 | ナノ



snow



記憶の中の君を思い浮かべ
赤くなる頬は
周りに気づかれる恋のサイン
知らんぷりを通すことの
できないように君にも
こっそり知らせてる

言葉を交わすと熱くなる
雪に混じって白くなる
わたしの心をまっさらに
君の声 その瞳 そして指
感じる前にとけてゆく

冬が終わらぬうちに
ふんわり春がやってくる

もしも明日も明後日も
わたしと一緒に
居てくれるのならば
この降り続ける雪に
隠れてしまった足跡
たどらなくてもいいのに


保証のないものなのかな
募らせてく
無限大のこの愛をまさしく
不安げな顔の君にも
最初で最後の恋なんだと
威張ってみせよう

気持ちが交わり熱くなる
雪に混じって白くなる
わたしの心をまっさらに
君の声 その瞳 そして指
感じる前にとけてゆく

春が始まらぬまま
ふんわり冬がいつづけた

もしも明日も明後日も
わたしと一緒に
居てくれるのならば
この降り続ける雪に
隠れてしまった足跡
たどらなくてもいいのに


この出逢いも想いも
奇跡的なのかな
そんな偶然に任せられない
いつも当然に当たり前に
必然的じゃなきゃ
納得できないの


ぜったい明日も明後日も
わたしは一緒に
居てあげるのだから
この降り続ける雪に
隠れてしまった足跡
さがすこともない
君だけは…



2011.01.14



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